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2019.02.18
目的を探す
目的の無い旅やから朝から早速暇。とりあえず午前中から周辺を散策して目的を探すことに。
アオナンビーチ周辺は大きい道路を中心に円形に形作られてるから、その道路沿いを歩けば何かしらある。両替所やレストラン、土産屋、コンビニなど必要な物は全部メイン道路沿いで手に入るけど観光スポット的な物は近くに無さげ。
調べたわけじゃないけど、散策した感じでは観光スポット的なところに行こうとしたら原付借りた方が良いっぽい。ちなみに大概どの宿でもレンタルできる模様。
ビーチはすぐに近くにあるし、宿やビーチで船やバスのチケットが買えるし、日帰りのアイランドトリップにも申し込み可能。
アオナンビーチにはボートがめちゃくちゃ泊まってるから泳いでたら轢かれそう 笑。
みんな水着は来ているものの、誰も泳いでなかったからボートで行った先で泳ぐのが普通なんやろな、たぶん。
アオナンビーチ物価高くない?
散策中に小腹が減ってきたから、途中で見つけた屋台で唐揚げを買った。値段は75バーツ。
その時は何とも思わんかったけど、歩きながらレストランの値段とか見てたら90バーツとかやし、俺が買った唐揚げは高かった 笑。
ぼったくりかな?
てか、後から知ったけどレストランで1食90バーツでも高いわ!ま・・・アオナン価格ってとこか。90バーツって言ったら日本円で300円くらいやから、日本の感覚で言うとそれでも安いんやけど・・・。
明日はランタ島
午前中に散策した結果「アオナンビーチはあんまり面白くない!」との結論に至り、明日はランタ島へ行くことにした。
ランタ島へのバスチケットは宿で手配してくれるそうなので、350バーツで頼んだ。朝の10時に宿まで迎えに来てくれるそう。
アオナンビーチでの昼ごはん!
流石に午前中歩き回れば少食の俺でも唐揚げ1つでは足りないので、一旦宿に戻ってからローカルフードを求めて再び散策。どこも似たような感じのレストランばっかりで探すの苦労した 笑
そして発見した近所の屋台!
大好きなソムタムあった!(美味しかったけど、本場の味より俺が作ったカ○カム直伝のソムタムのが美味しい自信がある 笑)
ピン刺してるとこであってるかわからんけど、宿から道路渡って、向かって左に歩いてたら徒歩5分くらいで屋台が集まってるとこが見えると思う。
いつも優しいドイツ人
ちょっと話は逸れる上に唐突やけど、ドイツ人がめっちゃ好きやねん。
というのも、偶然なのか何なのか、どこの国行こうと毎回助けてくれるのはドイツ人で今回の旅も例外ではなかった。
午前中の散策を終えて宿の前で一人で煙草を吸ってたら、ドミトリーから出てきた30代くらいの欧米人が「煙草一本もらっていい?」と声を掛けてきた。
煙草吸いながら雑談してると、どうやら香港で貿易関係の会社をやってるドイツ人らしい。「うわ!外国で社長やるとかめっちゃ金持ってるやん!!」と言うと「いや、金持ってたらこんな安宿泊まらんやろ」と。
たしかに 笑
話をしてると、やたらとマレーシアのランカウイ島に行くことを勧めてきた。これは俺のめちゃくちゃ悪いとこやねんけど、面独くさい時に平気で嘘をつく癖がある 笑。
この時も、過去にランカウイ島行ったことあったけど、その時は一緒に行った友達に引っ付いてただけやから何も覚えてなくて、そのことを説明するのがめんどくさかったから初めての”テイ”で話を聞いてた 笑
おすすめの宿やら何やらを初めて会った俺に一生懸命教えてくれた。本当に優しい。
「最近売ったけど、ランカウイ好き過ぎてボート持ってた」とか言ってたな。やっぱり金持ってるやんけ!
どうやらそのドイツ人は「VISAトリップ」してるらしく、要するに観光ビザが切れそうになったらタイに入国して、またマレーシアに戻る、ということを繰り返してるらしい。
地続きの国ならではの方法である。
「VISAトリップって・・・そんな遊んでばっかでええのん?」と聞くと、「別に出社する必要無いし」とのこと。
このドイツ人がどれくらい稼いでるか分からんけど、たとえ収入が微々たるものでも、彼のライフスタイルは俺からすれば輝いて見えた。
東南アジアに行くならGrabは必須
あ、そうそう。東南アジアを廻るなら「Grab」っていうアプリは必須だと教えてもらった。

Grabは、Uberみたいな配車アプリで、事前に料金も分かるし迎えに来てくれるから便利やし、何よりこういう配車アプリを使わないとタクシーで相場の2〜3倍の料金を払うハメになるとのこと。
たまたま近くにいたマレーシア人ですら「マレシーシアでもタイでも使ってるよ」と言ってたから、本当に必須なんやな、と思った。
というわけで早速アプリをダウンロードしたものの、登録時の電話番号が何故か設定できない。
どうやらwifiでネットに接続してるのが原因っぽいので、早速近くのコンビニに電話番号付きのSIMカードを買いに行った。(ここでは詳しい設定方法は省略します)
ちなみに15日間で599バーツ。
あと色々教えてくれたお礼に、そのドイツ人にビールを買って再び宿に戻った。
一緒にビールを一本飲んでから「ちょっと会議行ってくるわ」と言って、そのドイツ人は半袖のシャツに短パン、ビーチサンダルという超ラフな格好で会議に行った。
ドイツに住んでて、香港に会社持ってて、その会議をタイでやるなんて・・・ワールドワイドな人やなぁ、と、しばらく「ほぇー」って感じで会議に向かうドイツ人の後ろ姿を眺めてた 笑
現地の情報からSIMカードのアクティベートの方法まで、何から何まで本当に優しい人やった。
ちなみに残念ながら、そのドイツ人は夕方にチェックアウトした。
どっかタイの別のとこ行ってから3/2にランカウイ島に再び入るらしい。「またランカウイで会おうや」って言われたけど、俺の帰国便は3/1やし、たぶん今回ランカウイ島にも今回は行かへん 笑
てか、お互い名前も名乗ってなかったし、一期一会感が半端ない 笑
まっ、それが旅の良いとこでもある。
働きもののキャッチボーイ
晩御飯は宿から徒歩数秒のとこ。
実はここ、昨日の夜散策してる時にキャッチやってる奴に誘われたんやけど、「もう飯食ったから明日行くわ!」って適当にあしらって断ったレストラン 笑
今日の晩飯のレストラン探そうと外出た瞬間捕まったから、ここで食べるつもりなかったのにしゃーなし入った 笑
あんまり期待してなかったけどチーズバーガーめっちゃ美味かった!てかタイに来てまだ2日目やのにもうお腹がジャンクフード欲してた 笑
店内全然人おらんのに道路側の席に座らされたから、俺をこの店に連れてきたキャッチの青年が働いてるの眺めてたんやけどさ、他で見ないくらいガンガン通行人に話しかけて一生懸命やってたからビール飲みながら応援してた。
もう、ほぼ通行人全員に声を掛ける勢いでキャッチの仕事してたわ。
店内に人が入る度に俺も一緒になって喜んでたんやけど、「お前が道路側でアイキャッチになってたから人がいっぱい入った」って。まぁ役に立ったなら良かった。
職種は違うけど俺も昔、1日500人くらい通行人に声掛けてキャッチみたいな事やってたから嬉しくなってもーて、相場も分からんとその青年にチップ渡したら「ありがたいけど、多すぎるぞ」って言われた 笑。
でも、100バーツなんやけど・・・普通は20バーツくらいなんかな?まぁ、でも普通よりちょっと上っていう気持ちだけ伝わって良かった 笑
それに、多すぎるって言って一旦断るところとか・・・すごい好青年。
帰り際に「来てくれてありがとう!」って言われたけど「むしろこっちこそ、こんな美味しい店に呼んでくれてありがとう」って思った。
うむ、非常に気持ちの良い青年であった。
初日で宿を追い出された女の子たち
この日の夜中、2時くらいやったかな?ヒソヒソ声やけど揉めてるような声がして目が覚めた。
どうやら宿のお母ちゃんがゲストに「今すぐ出て行け!」と怒ってるっぽかった。
目が覚めたから聞き耳を立てて話を聞いてると、この日にチェックインした女の子3人組が自分の部屋・・・って言っても20人部屋のドミトリーやけど、空いてるベッドに勝手に友達を連れてきたそうで、それがバレて怒られてた。
めちゃくちゃ謝る女の子たちに対して容赦ないお母ちゃん・・・まぁ女の子たちがどう考えても悪いんやけど 笑
でもさ、その3人組の女の子のうちの1人は寝る直前に雑談してた子やったからちょっと可哀想やなーとか同情した 笑。
フランスでサーカスのピエロやってるとか言ってたけど、そんな職種の人に出会うことそうそうないやろ 笑
話聞いてる時「めちゃくちゃ美人やのにわざわざピエロのメイクするの勿体無いな」と思うほど美人やった。
とにかくさ、話してた時は凄い礼儀正しい子やったんやけど、まさか初日で追い出されるほど宿のお母ちゃんをキレさせるとは 笑
この時思ったけどさ、ゲストハウスって女性が管理する方が向いてるなーと思った。だって男やったら可愛い女の子夜中に追い出すとかちょっと可哀想とか思うやん?笑。でもこうやって良い事と悪い事をハッキリ割り切って対処しないと他の人に迷惑掛かるからね。
うん、やっぱ女主人のが向いてるよ。
それに繁華街でバーも宿もその辺にいっぱいあるから夜中に追い出されても全然危険なエリアじゃなさそうやし。
2日目に使ったお金
- 宿代200バーツ
- 屋台のチキン75バーツ
- 15日間のSIMカード599バーツ
- ビール二本78バーツ
- トイレットペーパー16バーツ
- 昼飯のソムタムとパイナップルジュース130バーツ
- 晩飯のチーズバーガーとビール2杯440バーツ
- チップ100バーツ
計:約5700円
あ、ちょっと使い過ぎた 笑
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