この記事は、
助詞?副詞?三人称?関係代名詞?
何それ??
みたいなレベルの人だったり、
話せるようになりたけど極力勉強はしたくない!
とか思ってる人にとっては多少なりとも役に立つと思います(知らんけど)
内容的には『これから英会話の勉強をしようと思ってる人に対しての自己啓発』的な記事です 笑
学習法に関しての僕個人の結論としては「英会話なんて思ってるより簡単だから勉強なんてしなくても、ただただ喋りまくればいい」って事なんですけど、そう言われても「本当かよ?」と信じられない人もいると思うので、そういう事を書いてます。
追記
だらだらと思いつくままに記事を書いたんですけど、ここで書いたような内容は下記の動画で言ってる事とだいたい同じなので(全てを観たわけじゃないですが)、もはやこんな記事を読まなくても動画観た方がいいと思います 笑
英会話は簡単!
一応この記事を書いてる僕自身は、ワーキングホリデーで2年間オーストラリアに行っていて、その後とある国の語学学校の現地スタッフとしても働いてました。
でもね…
海外に住んでたり/働いてたって言っても
未だに簡単な英語すら読み書きできないんですよ!!
こういう事言うと「それでも、そこそこ英語分かるんでしょ?」と思われがちなんですが、日本に帰ってきてから受けたTOEICで300点も取れてなかったと思います。
(もっと正確に言えば280点ぐらいだったような 笑)
『海外で仕事する前』じゃなくて『仕事した後』の点数ですよ?
我ながらヤバイですよね。
ちなみにPADIのオープンダイバーのライセンス(=スキューバーダイビングの初級免許)を海外で取ったこともあるんですが、その試験の時も英語が読めなさすぎて、わざわざ1問1問インストラクターの人に英文を英語で解説してもらって理解しました 笑
語学学校のスタッフとして働いてた時は、日本人は僕1人だったんですが、『飛び込みでホームステイ先の新規開拓』をやったり、『移民局で留学生のビザの手続き』みたいな事を日常的やってたのに、言語が原因でトラブルになった記憶はありません。
勿論、語学学校のスタッフとして働いてた時に英語が原因でトラブルにならなかったっていうのは、その前にワーキングホリデーに行ってた事が大きいです。
たた、ワーキングホリデー中に一生懸命勉強したから話せるようになったわけではなく、シンプルに英会話に『慣れた』だけなんですよ。
更に自らの恥を晒すことになりますが、僕にとってワーキングホリデーが人生初の海外だったんで語学学校に申し込んでたんですが、初日の自己紹介で
「My name is」
と
「I like」
しか言えずに心が折れて、3日目から学校サボってカジノに入り浸ってましたから。。。
そんなとこからでも英会話はできるようになるんですよ。
色々疑問に思う事はあるかもしれませんが、なんにせよさっきも言ったように帰国後に受けたTOEICが200点台ってことは紛れもない事実ですから、「こんなアホでも話せるのか!」と思って安心してください 笑
いきなり結論!
僕が思う、英会話学習に必要なことは以下のような感じです。
(必要なもの)
- 凹まない、もしくは凹んでも挑み続けるメンタル
(必要な学習法)
- まず実戦、その後分からなかったこと/困ったことを復習
- 実際に使えない時は興味のある事、もしくは何もしない
上記の事をまとめると、『とにかく実戦でガンガン使って後から復習するだけ』って感じです。
その為に必要なのはメンタル=気合いだけですね。
そのメンタルってのも、勉強の辛さに耐えるメンタルじゃなくて、外国人相手に英語を話してみるっていうメンタルだけです。簡単そうじゃないですか?
ってことで、以下はどうしてそう思うのか?っていう話になります。
そもそも英語と英会話は違う
まず、『学校で習う英語』と『英会話』は全く違います。
そこをごっちゃにして考えてしまうと、勉強の仕方から何から何まで結構大変です 笑
『英語』って会話だけじゃなくて読み書きとか文法の仕組みとか、もっと総合的なもんじゃないですか?
だから『英語が話せるようなりたい』と思った僕には必要な事じゃなかったんですよね。
もちろん、知ってて損することはないですけど、英語の勉強は英会話には必須じゃなかったんです。
となると何からすればいいのか?と思うでしょうが、これも結論から言うと、何でもいいんですが、強いて言うなら実戦(外国人相手に実際に使ってみること)からです。
僕も一番最初は、単語帳を開いたり文法の本を眺めたりしてましたが、「そもそも何から勉強したらいいねん!!」っていう状態になってました 笑
実際に会話してみると、その会話を成立させる為に自分にとって何が必要なのか?って事が分かるじゃないですか?となると、必然的に次にすることが見えてくるでしょ?
それを逆に自分1人で漠然とした状態で勉強し始めると、必要なのかどうかも分からない単語や文法を覚えるのに無駄に時間を使ってしまうわけです。
要するに、漠然とした『英語』ってものに対して、素直に全体を覚えようとするのか?自分にとって必要な事をその都度ビンポイントに覚えようとするのかという違いです。
前者は途方もないですね 笑
どっちの方が早く英語が話せるようになるのか答えは明白ですよね?
勿論、シンプルに座学が楽しいと思う人なら、単語や文法の勉強をバリバリやってても無駄になる事はないんでやっても良いと思いますが、だいたいの人はそうじゃないですよね?笑
実はみんな日常会話できるぐらいの英語力はある!
「とりあえず使ってみよう!」と言っても、今の自分の英語力で果たして会話になるのか?不安な人も多いと思います。
不安だから勉強するんですよね?笑
でもさっき言ったように、まず勉強からするのは時間の無駄ですし、『不安だから何かに備える』ってことが癖づくと、なかなか実戦に踏み切れませんし、これは英会話に関わらず多くの事で損をします。
不安に思ってる人を励ます意味で、僕がとある語学学校の現地スタッフとして働いてた時の話をしましょう。
勘違いされがちなんですが、海外留学しに来る人って、もともと英語力があるってわけではないんですよね。
勿論人によりますが、僕がいたのは格安留学できる語学学校だったんで、「ちょっと留学してみるか!」という軽い気持ちの人がほとんどで、学生時代に学校で英語の勉強した記憶ぐらいしかないって人がほとんどでした。
つまり、その辺の日本人と同じレベルですね。
でね、英語の勉強しに留学に来るわけですが、授業は当然英語なんですよ。
分かります?
英語が分からないのに英語で英語の勉強をするんですよ。
ちょっと矛盾してますよね 笑
でもそれが普通ですし、それで覚えていくんです。
勿論、最初の頃はほとんどの留学生は「???」って感じで不安そうな顔してるんですけど、それがだんだんと英語に慣れていって少しづつ相手の言ってる事を理解できて話せるようになってくるんです。
勘違いしないで欲しいのは、英語を四六時中聞いてたからっていって、突然理解できる魔法みたいな事が起きるわけじゃないんです。リスニングの耳は勝手に育ちますけど。
先生が伝わらない人に対して、相手が理解できそうな単語に換えて説明したり、文法自体が通じてない相手には単語単位で区切って教えたり、ジェスチャーを交えたり、留学生の方も同じくそういった事を駆使して『もともと持ってる英語力』の中からなんとか意思疎通を図って理解を深めていくわけです。
で、さっきも言いましたが留学生のほとんどは、別にもともと英語を一生懸命勉強してた人じゃないんですよ。
逆に言えば、「英語なんて覚えてないわ」と思ってるレベルでも、英語でコミュニケーションをとることはできるという証明ですね。
語学留学するメリットは後で書こうと思いますが、とにかく別に留学しようがしまいが、信じられないかもしれませんが、僕らがもともと持ってる英語力だけでなんとか会話を成立することはできるんです。
勿論、日常会話って言っても範囲が広すぎるので100%完璧には無理でしょうし、そんなに長時間の会話は無理でしょうが、少なくとも1問1答みたいな感じであれば、だいたいの会話は成立するでしょう。その辺のコツは後で書きます。
1人で『勉強』することから始めると面白くない!
もうね、ほんと僕は『勉強』って言葉への抵抗感が半端ないんで、もう少しだけ1人で勉強する無意味さについて書いていきたいと思います。
1人で勉強するってことは、例えるなら
『サッカーができるようになりたい』って人が『そもそもサッカーとは?』という概要から勉強してるようなもんです 笑
そもそもですが、そんなとこから始めてしまったら、せっかくサッカーに興味を持ったのに、ボールを蹴る前に興味が失せるじゃないですか?
「いや、はよボール蹴らせてくれや!!」
って思いません?笑
まだそんな段階なのに「試合の中でこういうケースがあるからこういう事に気をつけた方がいい」とか戦術やテクニック的な事を言われてもイメージしづらいでしょ?
イメージできないと頭に入ってこないじゃないですか?
当たり前ですけど、いくら先に知識を蓄えても実際にボールを蹴ってみると勝手が違うんですね。
サッカーの場合は、リフィティングって言って、ボールを地面に落とさずにポンポンと蹴る練習のようなものがあるんですけど、それで『どこでボールを蹴ったらどう飛ぶか?』とか『力加減のコントロール』とかの感覚を掴むんですよね。
で、その時に初めて「なんで全然違うとこに飛んでいくんだろう?」とか「もっとうまく蹴るにはどうしたらいいんだろう?」っていう疑問が出てくるんですよね。
英会話の場合も一緒で、「こういう時は何て言えばいいんだろう」と会話の中で今まで想像していなかった疑問が生まれたり、「めちゃくちゃ頑張って覚えたのに、実際こんな言い方誰もしてないやん!!」みたいな発見があって、やっぱり座学と実戦では全然違うわけです。
そういったコツは、実戦中に自分で見つけれればラッキーですし、実戦で答えが見つからなかった場合は後でその方法を考えればいいんです。
それに、実際にやってみた後の方が、本の内容や人からのアドバイスが理解しやすいんですよ!
それは実際に自分が使うイメージできてるから。
何より大事なのは、実戦で覚えた方が楽しいって事ですね。
何事も面白くないとすぐ飽きるし、逆に言えば楽しけりゃ勉強っぽいことも勉強とは思わずにやれるじゃないですか。
だから、『まず実戦で使ってみる』と同じくらい『楽しく勉強する』ってのは大切なんですよね。
あといくら自分で勉強しても、最終的にアウトプットしないと意味ないですからね。
じゃあもう実戦だけでもいいや!って思いません?笑
英会話に必要なことは1人1人違う
一口に『英会話』って言っても、必要(または使いたい)シチュエーションってのは1人1人違うわけじゃないですか?
日常会話をしたい人もいれば、ビジネスで使いたい人もいるし、ビジネスで使いたいと言っても、それが一般企業なのか、何かの専門機関で働くのかで日常的に使う英語は変わってくるじゃないですか。
そうすると覚える英単語から違うわけじゃないですか。
だから、全員が同じところから学ぶ必要なんて全くないんですよ!
とにかく日常会話がしたい人なら、長ったらしい丁寧な英文法を覚えるよりもフランクで短い英文法を覚えた方がてっとり早いですし、逆にビジネス目的なら丁寧な言い回しから覚えればいいですし。
どちらにせよ、自分が言いたいことが言えるようになったら、分からないことが出てきた時に相手に聞くことができるでしょ?
聞けるようになったらその都度分からないことは聞いて覚えるだけですから、めちゃくちゃ簡単な話です。
英会話はコツさえ覚えれば何とかなる(結局、コミュニケーション!)
何の為に英会話が必要か?っていうと、相手とコミュニケーションが取れるようになることがゴールなわけじゃないですか?
正しい英語を覚えることそのものがゴールではないでしょ?
そう考えれば、
- 文法が完璧じゃないと伝わらないなんて事はない!
- 分からない時は知ってる単語/フレーズで代用したらいいんだ!
- ジェスチャーや表情も使えそうだな!
ってことは分かると思いますし、そう考えるとだいぶハードルが下がりませんか?
例えばあなたが不動産屋のスタッフだとして、家賃を知りたい外国人から
「家賃、お金、知りたい」
「家賃の値段は?」
「家の支払い幾らか?」
みたいな質問をされたとしても、どれも相手が言わんとしてることは何となく分かるじゃないですか?もちろん、日本語ネイティブの僕らから見て違和感のある日本語なのはたしかですが。
で、こっちが「毎月○○円ですよ」って言って、相手が理解できれば会話として成立してるわけじゃないですか。
そこから先、自然な日本語が使えるようになりたんだったら、その外国人が後から少しずつ修正していけばいいだけじゃないですか?とりあえずその場では何の問題もないですよね?
英会話も同じなんですよ。
家賃を聞きたい時に『How much is the rent?』とか『What is the rent?』っていう文法がパッと出てこなくても、『what? rent?』とか知ってる単語を使ったり、物件カードが目に前にあるなら、それを指差して『price?』とかジェスチャーも交えて聞けるわけじゃないですか?
そういう感じで、正しい言い方に拘らずに、意味さえ通じて理解できればいいんです。で、相手のからの回答が理解できなかった時も同じで、分かる単語を使って理解できるまで聞けばいいんですよ。

知ってる知識で何とかする例
どうしても理解できなかった場合や通じなかった場合は、『どうやって言えば通じてたんだろう?』とか『相手が何言ってたんだろう?』っていうのを後から調べて修正していけばいいんです。
(『何って言ってたんだろう』って事に関しては、そもそも聞き取れなかった場合はリスニング能力の問題もあるので、慣れるしか無いですけど、それだって実戦です。)
『知ってる知識だけで会話を成立させるゲーム』の感覚で実際の会話に臨めば面白いですよ。
話し相手によっては、何とか意思疎通をしようとしてくれる人もしますし、逆に邪険にされる事もあります。
人によって対応に差がある事は仕方ないですし、それは受け入れないと・・・というか、話し相手の性格によるのでどうしようもないです。
日本でもそうでしょ?
親切な人もいれば、そうでない人もいるじゃないですか。
それはもう実際に話すまで分からないことですし、それを始めから『これぐらいの英会話レベルじゃないと通じない』だとか『これぐらい分からないと馬鹿にされる』みたいなネガティブな先入観は持たない方がいいです。
仮に邪険にされても『自信を無くして萎縮する』必要はありません。
だって僕らは英語ネイティブじゃないんですから!
日本語がネイティブレベルなのに英会話も学ぼうとしているんですよ?
萎縮するよりその事を誇った方がいいですし、自信を無くしておどおどしてると、相手に「めんどくさい!」と思われて悪循環になります。
英会話はコミュニケーションなんですから、英語がちゃんと使えないのをカバーする為に愛想を良くしたり、少しでも「一生懸命だから力になってあげたい!」と思ってもらうようにするとかね、そういう姿勢が大事です。
逆に舐められないように自信を持って話してみたり。
まぁだから、正しく使えてるから良いってわけでもないんですよ。
逆でもそう思いません?
例えばあなたが歩いている途中に外国人から道を聞かれたとして、
「おい!お前!!○○までの行き方を教えろよ!!」
みたいに、言ってることが100%理解できても横柄な態度の外国人だったら助ける気にならなくないですか?
逆に
「ハロー!道、私に教える、○○」
みたいな感じの怪しい日本語でも、ニコニコ愛想をよく話しかけられたら助けたいと思うでしょ?
まぁ人によるかもしれませんが、とにかく自分が逆に立場になった時の事を想像してみると、どんな態度で相手と話したら良いのかは分かると思います。
英会話学習の見本ような友人の話
ここまで話したような内容を地でやってたような友人がいるんですよね 笑
昔、僕がワーキングホリデーでオーストラリアの農場で働いてた頃、シェアメイトであり職場の同僚にブラジル人が居たんですよ。
出会った当時の彼は「Hello」 「How are you?」「Good morning」「good」「what’s」ぐらいしか喋れなかったんですよ。あ、「I don’t know」も知ってたかな?
もともと僕も英語が分からない方だと思ってたんですけど、そんな僕の最初のレベルよりも遥かに低かったんですよね。
でも彼が凄かったのは、そんなレベルなのに「Hello! 」「How are you?」と、毎日皆に笑顔で挨拶しまくってたんです。
返事で「and you?」とか聞いても、きょとんとした顔で「・・・what’s?」みたいな事言われたりするわけです 笑
(ちなみにその農場にはブラジル人がたくさん居たんで、彼が英語を話せなくても仕事に支障はありませんでしたけど)
そんなレベルで積極的に話しかけるのがそもそも凄いと思うのですが、それにも増して凄いと思ったのは、事あるごとに「what’s」と聞いてくるんですよね。
例えば料理中に鍋を指差して「What’s this?」とか聞いてくるんですよ。「今パスタ茹でてんねん」って言っても「パスタ・・パスタwhat’s?」みたいなね 笑
で、出来上がったのを見て「ははーん」みたいな顔するわけですよ。「あぁそれパスタって言うんか!」みたいな。
まぁ今のは例で、実際にはそれがパスタかどうか忘れましたけども。
他にも例えば、明らかにリビングでハリーポッターのDVDを観てるのに「What’s doing?」って言ってくるんですよ。
(ちなみに覚えた言葉をすぐに頻繁に使うようになるから「こいつ、最近doing覚えよったな」とすぐ分かるんです 笑)
どう考えても見れば分かるんですけど、彼からしたら唯の会話の取っ掛かりなだけで、僕が何してるか知る事が目的じゃないんです。
そういう姿勢が凄いですよね。
最初の頃はたまにポルトガル語で返事されたりしましたが、それもたぶん「英語での言い方がわからないけど、もしかしてポルトガル語と同じ意味かな?」とか思って言ってみたんでしょうね。たぶん。
まぁそんな感じで、彼はその時持ってる知識を全て使って何とか会話しようとしてたんですよね。
さっきの愛想の話じゃないですけど、これで彼が愛想の悪い奴だったり、おどおどした奴だったりしたら、皆めんどくさがってたと思いますけど、なんせ明るい奴だったから全然会話にならなくても、話しかけられて嫌な気持ちになることが全く無かったんですよね。
だから「きっと分からないだろうな」と思っても返事してましたし、その後案の定「what’s」と聞かれても、めんどくさいと思った事なんて一回も無いですもん。
むしろ楽しかったですし、なんて言ったらいいんだろ….
会話としてはたいして成立してなくても、コミュニケーションは取れてるみたいな不思議な状態でした 笑
そうやって彼は毎日色んな人とコミュニケーションを重ねて、その日に覚えたことを毎朝/毎晩ノートに書いて復習し続けた結果、3ヶ月も経たないうちに彼より半年近く前から居た僕なんかより全然流暢に会話できるようになってました 笑
農場の仕事だったから朝も早いのに、僕が起きる頃にはいつも仕事の格好してリビングでノートに単語書き込んだりしてましたからね。
凄いですよね。そりゃ僕なんかよりも圧倒的に早いペースで上達するわけですよ 笑
実際、毎日一緒に居るから気づかなかったんですが、ある日彼が他の人と話してるの聞いて「あいつ、いつの間にかネイティブみたいに英語話せてるやん!!」と思って焦りましたもん。
実際には細かいところで僕でも分かるような間違いをしてるんですけど、それでも僕なんかより全然会話のテンポが良くて、めちゃくちゃ話が盛り上がってたんですよね。
会話ってのはテンポ(リズム)が大事ですし、とっさに出る受け答えの瞬発力っていうのは実際の会話じゃないと鍛えられないんですよね。
ほんとに彼は実戦だけで学んでました。
だってノート以外のもの(教科書とか)見た事ないですもん 笑
もう10年前ぐらいの話なんで、当時は今みたいにすぐにスマートフォンで分からない事を調べたりできなかったですし。
逆に言えば、今はそういった便利な機器もあるから、上手く使えば更に早く学習することができるでしょうし、当時と違ってSNSや無料通話アプリの普及によって、わざわざ海外に行かなくても、ちょっと探せばすぐに英会話の相手が見つかって、家の中で実践できるじゃないですか?
まぁとにかく、そんな感じで本当の意味で体当たりで英会話を覚えた彼を目の当たりにしてるから、やっぱり英会話は『先に勉強するより、まず使ってみる』ことが大切なんだと思います。
もちろん、初期のレベルが低いと、伝えたいことが伝えられず歯がゆい思いをすることは多いと思います。
僕自身、日常会話すら満足にできなった頃に色々気にかけてくれてた人に対して、感謝の気持ちが伝えられずに歯がゆい思いをしたこともありますし、あとから知ったんですが、そのブラジル人の彼だって、日常会話ができない頃は落ち込んで夜な夜な1人で散歩してたらしいですし。
でも事前にどれだけ勉強して備えても、実際に使ってみるとそういう『何かしらネガティブな感情』になることは絶対にあるんですよね。
別に事前の知識が多いからって、そういう時の痛みが和らぐとかないですよ。メンタル的なものですから。
実際僕が語学学校に通ってた時に、一番上のクラスに日本人が居たんですけど、その人は単純に英語の勉強が好きで日本にいる頃から勉強していて、もともとの知識量は凄かったみたいなんですが、そんな人でも来た当初は「全然クラスメイトの会話についていけない・・・」って言って落ち込んでましたからね 笑
その人みたいにもともと勉強が好きなら良いですが、だいたいの人は勉強が嫌いじゃないですか?そんな嫌いな勉強を一生懸命しても、結局本番で困る事はあるわけですよ。
だったらもう、いきなり本番で使ってみた方がいいじゃないですか。
それに仮にネガティブな感情になったとしても、それが必ずしも悪いわけじゃなくて、そういう日の勉強は動機や目標が明確な分、半端じゃなく集中できますから。
実際、勉強嫌いな僕でさえその時だけは「もうこんな思い2度としたくない!」って自ら進んで勉強しましたもん。・・・そんなに続かなかったですけど 笑
ちなみに、今でもそのブラジル人の彼とはちょくちょく連絡を取るんですが、現在はニュージーランド人と結婚して向こうに住んでます。
今ではこっちが「全然英語使ってないけど、俺の英語まだ伝わる?下手になってない?」とか聞いて、「まだ理解できるから大丈夫 笑」って感じで励ましてもらってますもん 笑
別に彼が特別だったから実践で英語を覚えられたわけじゃなくて、彼のあとに出会ったもう1人のブラジル人は、一切ノートや教科書を開かずに、本当に会話だけして、6ヶ月くらいで日常会話に支障がない英会話ができるようになった奴がいましたし、語学学校のスタッフ時代に見てきた多くの留学生も最初の頃こそ消極的な人が多かったですが、一度現地の人と話すと、その後は間違いなんて気にせずにどんどん会話して純粋に会話することを楽しんでました。
そんな感じで、ネガティブっぽい話もしましたが、全体的に見て英会話は楽しいことの方が圧倒的に多いです。
(結論)英会話が上達するシンプルな方法とは?
気軽に書き始めた記事がかなり長くなってしまいましたが、
実戦で使う→通じなかった(わからなかった)部分の文法や単語/発音を調べて修正
という流れで英会話を学ぶのが良いと思います。
『今持っている知識だけで』少しでも会話が成立したという成功体験ができると、その後英語を使って話す事へのハードルがぐっと低くなります。
今から「英会話を学ぼう!」と思い立った人は、まず話し相手を確保することから始めるべきだと思います。
さっきも書きましたが、今はSNSがありますし、無料通話アプリを使えば国際電話もタダですから、わざわざ海外に行かなくても自宅で英会話学習を簡単にできます。
話し相手の探し方みたいな記事もそのうち書きます。書いた↓

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