フィジー諸島で働いてた時の話2

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いきなり出鼻を挫かれる

仕事で来たフィジーの初日。雇い主であるボスは、日本だかどこだかで何かしらやっているらしく現地にはいない。その代わりボスの弟が俺を空港まで迎えに来てくれた。弟の会社内での立ち位置は結局最後まで分からんかったけど、会社内部で仕事するというより、兄であるボスのサポート的な役割やったんかな?まぁしかし、スタッフからしたら偉い人に変わりはない。

車で連れていかれたのは、街中にある普通の一軒家。どうやらここがボスの家らしく、ボスがいない間は弟が住んでるらしい。俺はメインの家の隣の離れみたいな建物で当分の間生活することになった。何と表現したら良いのか・・・キッチンも冷蔵庫もシャワーもある1DKの一軒家みたいな。とにかく上司と一つ屋根の下じゃなくて良かったと思った 笑

ざっくり書くとこんな感じ。隣の家との境界線(緑の部分)はフェンス。

マネージャー『ジョセフ』と対面

初日は飯食って寝て終わった。2日目はビザ関係の事やら何やらで弟と街を回ったんかな?あとはジョセフというマネージャーを紹介された。『日本人現地スタッフ』という立場が、会社内でどんな立ち位置かも分からなかったが、「ジョセフと協力し合いながら仕事してくれ」と言われたのでどうやら俺のポジションはまぁまぁ偉いらしい。

※ちなみに一応関係者に迷惑掛かったら嫌やし、万が一昔の生徒が見て嫌な気分になったらアレなんで出てくる人みんな仮名です。

ジョセフはガッチリした体格のフィジアンで気さくな奴だった。まぁフィジー人はみんなガッシリした体つきで気さくなので、特徴が無いと言えば無いとも言える 笑。ジョセフは見た感じ若くて、たしか俺の1個上やったかな?あ、俺はたしか俺はこの頃25歳くらいやったから、ジョセフは26歳くらいやったかな?

働きだしてから知る事になるんやけど、とにかくこのジョセフという男はお調子物で小狡い奴だった。何度も迷惑を掛けられたんだけど、本人はめちゃくちゃ真面目にしてるのに頑張りどころを間違えてるというか・・・一言で言えば『天然』っていうやつで、最終的にコイツは俺より先に会社を辞めて、会社と敵対する事になるんやけど・・・それはまた後の話。とにかく俺はコイツの事も未だに好きで、本当に愛すべき男やった。いつかまたジョセフに会いに行きたいと思ってる・・・ジョセフの方はどう思ってるか知らんけど。

やっと職場へ

翌日「職場を見せる」と言って、ようやく語学学校に連れてってもらった。ちなみに家から学校までは車で1時間ちょいやったと思う。ジョーは車の運転ができんし、俺もペーパー・ドライバーなので運転はボスの弟がしてくれた。

数年振りにスタッフとして戻ってきた学校は、以前とあまり変わっていなかったものの、留学生時代に良くしてくれたスタッフたちはいなくなっていて少し寂しい気持ちになった事を覚えている。

大雑把に書くと学校はこんな感じ。

『今日は初日だからその辺見て回っててくれ』と弟に言われたので、食堂のおばちゃんや先生たちに挨拶してまったり過ごした。あと、日本にいるスタッフから『ブログも更新してくれ』と言われてたので、素材の写真をパシャパシャと撮ったり、丁度その日に留学した生徒の相手したり、まぁ基本的には何もせずにスタッフたちとダラダラ雑談していただけ。

あ、そういえば何やら俺が居たころより英語ポリシーが厳しくなったらしく、学校内では英語厳禁!ってなってた。でもまぁ誰一人そんな事を守ってなかったけど。

翌日、また弟に学校まで連れてってもらった。しかし朝からでは無くてマクドナルドでコーヒーを買ってからの昼から出勤。1日も早く働きたかった俺はそういうとこにちょっとイラっとした 笑。しかし、「まぁこれがフィジー・スタイルなんやろう」と思いなおした。

で、現地につくと「特に仕事ないからそこら辺で適当にしててくれ」と言ってきた。適当にしててと言われても、昨日も3〜4時間ぐらい無駄に学校におっただけ。俺はフィジーに来る前に面接をしてもらった日本人スタッフから「トレーニング・カリキュラム」を貰っている。それによれば3日目には既にオフィスで働いている予定やった。

たしかに現場に来れば想定外の事もあるんやろう、それにしても俺はまだ何もしてない。「あぁ、やっぱり海外では自ら仕事を探すもんなんか」なんて事を思って、生徒の休み時間に不満やトラブルなどの話を聞いた。

俺の仕事の役割とは?

一応、フィジーに来てから毎晩スカイプ会議?をしていたので、早速その日聞いたことをボスや弟に報告した。話の内容は・・・めんどくさいから4コマにした 笑

簡単に説明するとこんな感じ。弟が言うには「文句言ってる子が経験者とは聞いてない」とのこと。生徒側が言うには、この事があってから今まで生徒の前によく姿を現して話していた弟が、クレーム入れてからは避けるように現れなくなったっと感じていたそうで、生徒からすると「なんでお前が怒ってるんや?」という感じ。まぁ英語力の問題なのかもしれんけど、スタッフに不満を持たれたまま見過ごす事はできないので、弟も含めて会議の時のボスにも報告した。俺としては「こういう些細な問題を解決するのが俺の仕事なんかな?」と思って。

その事を伝えると、まず第一声目でボスに「お前は会社側の人間か?生徒側の人間かどっちだ?」と言われた。

びっくりした。「俺はこういう時の為にいるんじゃないんか?どっち側かと言われればむしろ生徒側やろ!」とも思ったが、その言葉飲み込むことにした。

・・・いや、飲み込んでなかったかな?笑

会議が終わったあと、弟も諭すように俺に「あまり生徒の肩を持ちすぎるのは良くない」と言ってきたので、「いやいや、この問題はどっちが悪いとかじゃないし、コミュニケーションの問題じゃないん?どちらにせよ、こんな事あったのに相手を避けるのはどうかと思う」と率直に伝えると、「あの子は元々俺に気があるって分かってたから避けてる。俺は生徒と無駄なトラブルは起こしたくない」と答えた。

どうやら弟の時系列で言うと、もともと生徒たちと話してたけど、今回クレームを言った子が自分に好意があるっぽいと思ったから距離感を保つ為にあまり顔を出さなくなったそう。そのあとにサーフィンの問題が発生したらしい。要するに弟は嫉妬というか、八つ当たりされているみたいな感覚でおった。

もしかしたらその可能性も無くは無いけど・・・正直「コイツちょっと痛い奴やな」と思った 笑

うーん・・・まぁ俺も別に人を見る目があるわけじゃないけど、その子の話聞いてる時、全く弟に気があるように聞こえんかったから勘違いやと思うねんけどなぁ。むしろ弟はそれだけ自分に自信を持てて羨ましいわ。

ま、そういう事情から、どれだけ俺が「とりあえず話して解決してや!」と言っても同意するわけもなく諦めた。きっとクレームを言ってる生徒は、サーフィン代を無駄にした云々よりもその後の弟の対応に腹を立ててるだけやと思うねんけど・・・まぁ、日本人スタッフとして俺が来たからには今後こういう事は無いようにしようと思った事を覚えてる。

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